技能試験で、出題される配線図を公表問題として、13種類の配線図が用意されます。
実際の技能試験では、公表された配線図のうち、ランダムに選ばれた配線図の電気配線加工を行います。公表された配線図と、試験の配線図はケーブル長や使う器具等、微妙に異なる配線図が使われますが、大きく異なることはないので、事前に公表された配線図を使い、何度も練習することが、技能試験合格の近道となっています。
スイッチとコンセントがメインの課題です。
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スイッチとコンセントの組み合わせ問題で、オーソドックスな課題です。
施工省略部の端末処理は、VVFケーブルを切りっぱなしで構いません。施工特記事項が少し変わった問題です。
技能試験の配線図は、初見で線の色や数が分からないので、実際に作業しやすいように、複線図と呼ばれる、実際の配線に近い図を書いた方が分かりやすいです。
複線図には、実際に切断するケーブル長、リングスリーブの圧着マーク、線の色を記入するのが基本です。
リングスリーブの刻印は、複線図を見ればケーブルの本数が分かるので、あえて記入しなくても構いません。
試験では、色ペンを持参しても問題ないので、赤や青など、自分なりに分かりやすい色を使うことができます。
特に難しいポイントはありませんが、コンセントの渡りの白黒を合わすくらいでしょうか。他の課題よりシンプルなので基本に忠実に作業すれば問題ありません。
私自身がタイム測定し、公表問題NO.9を完成させるまでの手順を紹介します。ちなみに練習タイムは、16分46秒でした。
いつもどおり、青色の電源ケーブルの加工、ランプレセプタクル部分、丸型シーリング部分、施工省略部分、スイッチの順番にケーブル切断、加工をしていきました。
すべてのケーブルの加工が終わってから、コンセント部分の渡りを作っていきました。差込形コネクタ、リングスリーブ圧着して完成です。
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