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第2種電気工事士技能試験、公表問題配線図 NO.5
技能試験で、出題される配線図を公表問題として、13種類の配線図が用意されます。
実際の技能試験では、公表された配線図のうち、ランダムに選ばれた配線図の電気配線加工を行います。公表された配線図と、試験の配線図はケーブル長や使う器具等、微妙に異なる配線図が使われますが、大きく異なることはないので、事前に公表された配線図を使い、何度も練習することが、技能試験合格の近道となっています。
端子台を使った問題で、平成27年度においては、同じような課題が後2問ありました。
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公表問題NO.5 端子台系
漏電遮断器の代用品として、端子台がある課題です。NO.4と似た問題なので、NO.4がうまく出来る方なら問題なく完成できると思います。
- ◆施工特記事項
- 4本の接続箇所は、差込形コネクタを使った接続
- その他の接続箇所は、リングスリーブを使った接続
施工省略部の端末処理は、VVFケーブルを切りっぱなしで構いません。施工特記事項が少し変わった問題です。
公表問題NO.5 複線図
技能試験の配線図は、初見で線の色や数が分からないので、実際に作業しやすいように、複線図と呼ばれる、実際の配線に近い図を書いた方が分かりやすいです。
複線図には、実際に切断するケーブル長、リングスリーブの圧着マーク、線の色を記入するのが基本です。
リングスリーブの刻印は、複線図を見ればケーブルの本数が分かるので、あえて記入しなくても構いません。
試験では、色ペンを持参しても問題ないので、赤や青など、自分なりに分かりやすい色を使うことができます。
公表問題NO.5 難解ポイント
漏電遮断器の代用品である端子台へのケーブルの取り付けが難しいかもしれません。シースは50mm剥き、約11mm絶縁被覆を剥きます。端子台の金具から1~2mm銅線が見えるのがベストですが、端子台の黒い枠から銅線がはみ出ていると減点です。
差込み形コネクタは、接地側の白色の部分に使います。
公表問題NO.5 練習手順
私自身がタイム測定し、公表問題NO.5を完成させるまでの手順を紹介します。ちなみに練習タイムは、1回目25分57秒、2回目19分43秒でした。
青色の電源ケーブルの加工、端子台の取り付けまでを行います。その後に、200Vのコンセント部分と端子台を完成させ、ランプレセプタクル部分、省略部分、スイッチの部分で完成させ、最後にリングスリーブ圧着で作りました。
この問題は、複線図を書いて、先に4本接続部分がどこなのか理解して作業をした方が早く完成出来るかもしれません。
平成27年度 技能試験公表問題 NO.1 スイッチ系スポンサード リンク
