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平成28年度第2種電気工事士技能試験公表問題 NO.1 スイッチ系

第2種電気工事士の技能試験では、公表問題として、13種類の配線図が用意されます。

実際の技能試験では、公表された配線図のうち、ランダムに選ばれた配線図の電気配線加工を行います。公表された配線図と試験の配線図はケーブル長や使う器具等、微妙に異なる配線図が使われますが、大きく異なることはないので、事前に公表された配線図を使い、何度も練習することが技能試験合格の近道となっています。

平成28年度のNO.1の公表問題は、スイッチ配線をメインとした配線図となっています。平成27年度のNO.1とほぼ同じ課題ですね。

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電源部分にエコケーブルを指定されています。エコケーブルは堅くケーブルの加工がケーブルストリッパーでしにくいのでその点は注意点です。

角型シーリング、ランプレセプタクル、施工省略部分にそれぞれスイッチが対応していてシンプルな配線図と言えます。

予想される平成28年度のNO.1公表問題の複線図です。2つのジョイントボックス部分それぞれが、リングスリーブ、差込形コネクタに分かれると予想されます。

複線図には、実際に切断するケーブル長、リングスリーブの圧着マーク、線の色を記入するのが基本です。

NO.1の公表問題では、あまり複雑な配線はないので、細かな注釈まで記入すると余計に混乱する可能性もあるので注意して下さい。

試験では、色ペンを持参しても問題ないので、赤や青など、自分なりに分かりやすい色を使うことができます。

この公表問題のポイントは、3つのスイッチのわたり配線が覚えているか、スムーズに配線できるかです。 2本のケーブル(つまり黒2本に白2本の計4本)をどう配線するかをマスターしておきましょう。

黒のうち1本を、ロのランプレセプタクルに接続するための線として使います。残りの白も、それぞれの器具に接続する為の線となります。非接地側の黒線は、わたり線で配線することを覚えましょう。

この場合のわたり線は150mmで切断し、75mmずつに均等に切断し、わたり線とします。

イのスイッチのHマークは、ホタルスイッチのことを示していますので、付けるスイッチを間違えないようにして下さい。

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